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鳥取市国際交流プラザ「ワールドフードエキスポ」に行ってきました!料理と音楽で国を知るイベントをレポートします

2025年6月28日土曜日、鳥取市湖山西にある「鳥取市国際交流プラザ」で開催された「ワールドフードエキスポ」に行ってきました。留学や仕事などで鳥取市に在住している外国籍の方たちが、手作りの料理や楽器の演奏を披露しました。

「食を知ることで国を理解できる」というコンセプトのもと開かれたにぎやかなイベントについてレポートします。

※写真に写っている方の顔にモザイクかスタンプをつけてください

ワールドフードエキスポの協働主催者について

今回が第一回となる「ワールドフードエキスポ」は、鳥取市国際交流プラザと国際交流サークルicotto(イコット)の協働で開催されました。

「鳥取市国際交流プラザ」は、鳥取市在住の外国籍の方々の生活相談や居場所作りの支援を行っている公的機関です。

「国際交流サークルicotto」は、世界各国の食事や音楽をテーマに、さまざまな国際交流イベントを企画している民間の団体です。

イベントは交流が目的で、料理はプロが作るものではありません。在住外国人の方の手作りのため行き届かないこともご理解ください、という館内アナウンスがありました。

料理はそれぞれ一口サイズで、一品300円ほどです。いろいろな国の料理を少しずつ味わってほしいというコンセプトとのことでした。

1000円で厳選7品チケットが買えます

会場の受付左側で、竹皿付きの厳選7品チケット(数量限定)が購入できました。このお皿に中国やフィリピン、バングラデシュなどの家庭料理を盛り付けてもらいます。

一品平均300円で7品ですから、半額以下の値段ということですね。

チケットを購入して厳選7品をいただきました

バングラデシュ、フィリピン、中国、ナイジェリアなどの料理を竹皿に盛り付けてもらいました。シチューや麺、春巻きにお菓子と、まさに世界の食のワンプレートランチです。

カップに入ったサラダは別途料金で購入したミャンマーの料理です。メニュー数が多いため、一部のみを紹介します

ミャンマーの料理

「ラペットトウッ」というミカンの葉っぱのサラダです。漬物のような状態のミカンの葉っぱ、トマト、カシューナッツ、キャベツ、生のニンニク、干しエビなどをよく混ぜて食べます。本来は酸っぱいものですが、酸っぱい料理が苦手だと伝えると、酸味抜きで調理してもらえました。

硬いものや柔らかいものがいろいろ入っていて食感が楽しく、あっさりと食べやすいです。ニンニクも入っているため、日本でも夏のスタミナ食としておすすめです。

中国の料理

水餃子です。日本のものより皮が分厚くて、中身は野菜などがほとんど入らず肉メインでした。皮が厚いので、肉汁をしっかり吸い込んで外に漏らしません。ジューシーでぷるぷるしていて、食べやすくボリューミーでした。

ナイジェリアの料理

エグシスープとエバという料理です。「エグシ」とはメロンに似た野菜で、タネを砕いたペーストに、肉や魚や野菜を入れて作るそうです。辛みと苦味が絶妙にマッチした、今まで食べたことのない味です。でも、不思議と崩した豆腐のような食感があり、どことなく懐かしい趣きの料理でした。

エバはナイジェリアの主食のひとつで、キャッサバという芋の粉から作るお団子です。もちもちした食感で、とくに味付けは無いようです。かすかに酸味と苦味のある独特な風味でした。

ベトナムの料理

揚げ春巻きです。日本では生春巻きとして定着したライスペーパーに具材を包み、油で揚げたものでした。

春雨をメインにした中身はあっさりした味付けで、油で揚げてあるのにしつこくなく、さっぱりいただけるのが魅力でした。

ワールドフードエキスポまとめ

家庭料理のブースのほかに、中国人留学生の方のアコーディオン演奏や日本のうまい棒早食い競争など、面白いステージイベントも多く見られました。アコーディオンでは中国の楽曲が奏でられ、琴を弾いているような素早いテンポがまるで馬の駆け足のように軽快でした。

「食を知ると国が分かる」という主催者の言葉の通り、食べ物は文化に直結したものかもしれません。国や地域が違っても、同じようにお腹は減るしご飯が必要になります。そして地域ごとに好まれる味や大切にされてきた料理がある。それが国を知ることにつながるのかもしれません。

国際交流を難しいものだと思わないためにも、「ワールドフードエキスポ」は海外への理解を深める意義深いイベントだと感じました。

#鳥取市 #グルメ #お出かけ

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